更年期障害の悩みがプラセンタで軽減するって本当?

プラセンタは更年期障害にどんな作用があるのか?症状を軽減できるのかを解説します。

 

プラセンタ注射は更年期障害に役立つ?

最近ではサプリメントや化粧品などにも使われる事が多くなった事から、「プラセンタ」を美容成分の一つとしてご存知の方も多いかもしれませんが、実はプラセンタは閉経の前後でエストロゲンが一気に減少する事で自律神経が乱れて起こる更年期障害の症状の軽減に役立つと言われ注目を集めています。
プラセンタは出産するまで赤ちゃんを守る胎盤の事であり、哺乳類の胎盤から抽出された胎盤エキスの事を意味しますが、各種アミノ酸や三大栄養素、生理活性成分や胎児を成長させるための細胞増殖因子など非常に豊富な栄養素が含まれているため、美容や健康に良い効果をもたらすと言われている成分です。
そして、ヒト胎盤をもとに作られたプラセンタ製剤を直接皮下投与するプラセンタ注射には、機能が衰えた卵巣の働きを助ける作用があるため、乱れたホルモンバランスを整える作用がありますし、他にもプラセンタの造血作用などが複合的に効果を発揮し、更年期障害の症状を軽減すると言われています。
プラセンタ注射に関しては更年期障害患者を対象とした臨床試験でプラセンタ製剤を1回あたり1アンプルを週3回・計2週間投与した結果、患者の8割近くに症状の軽減効果が確認されたデータもあります。

 

プラセンタ注射の料金や副作用

更年期障害の症状の軽減に対して高い効果を示した臨床データも報告されているプラセンタ注射ですが、治療を受ける場合は料金が医療機関によって500円程度から1万円までとかなり異なってきます。
ただ、値段が違うといってもヒト胎盤を原料とした注入製剤で国内で使用が認められているのは2種類の注入製剤しかなく、効果に違いはないと言われているので値段によって効果が変わる事はまずありません。

 

医療機関によって値段が異なるのは保険適用が受けられるかの違いであって、更年期障害の治療として保険が適用される場合は1アンプル500円程度で注射を打つ事が可能ですが、それ以上の量となると自由診療の扱いとなり1アンプル増やすごとに2千円程度かかりますし、保険適用外の場合は1アンプル千円から2千円かかり、特に美容クリニックは料金設定が高めだと言われています。
プラセンタ注射は効果が持続する期間が2・3日程度だと言われているため、週に1・2回程度の注射、もしくは月に1・2回程度と患者の症状によっても違いますが、この治療法は保険の適用が認められてから特に重大な副作用の報告は行われていませんから安全性は高いと言えます。 ただ、タンパクアミノ酸製剤なのでアレルギー体質の方は気を付けなければなりません。